Switch 2021 Fall 新機能
今回の更新で、以下のシステムに対応するようになりました。
- Apple M1 ネイティブ
- Windows 11
- macOS Monterey
Rosetta 2を介してApple M1で実行されているmacOS 11(Big Sur)またはmacOS 12(Monterey)は動作保証外となります。
今回の更新で、Mac OS 10.13(High Sierra)、Mac OS 10.14(Mojave)への対応は終了となります。
Switch 2021 Spring 新機能
サポート言語の追加
スイッチデザイナー(Switch Designer)やスイッチサーバー(Switch Server)、スイッチウェブポータル(Switch Web Portal)がスペイン語とポルトガル語をサポートしました。
エレメントプロパティにエレメントタイプを追加
全てのフローで使う全てのエレメントに、読み取り専用のプロパティを追加。フローエレメントペインに表示しているエレメント名称をプロパティペインの一行目にエレメントタイプを表示しました。
アーカイブエレメント
暗号化方式を指定することができます。
パスワードをセットして「ZipCrypto」または「AES-256」のどちらか暗号化方式を指定することができます。
コマンドを実行エレメント
出力をデータセット(メタデータ)として保存する機能を追加しました。
プロパティの「Stdout」と「Stderr」および「終了コード」をオプションでデータセットとしてジョブに添付できます。これは、コマンドの処理結果やSwitchの変数で取得した値をXMLとして書き出す場合などに便利です。なお、この機能を十分活用するにはメタデータモジュールが必要です。
問題ジョブエレメント(再実行回数指定)
警告の送信先を指定した場合、再実行回数と再実行間隔(分)のプロパティをセットすることができます。
問題ジョブエレメント(警告通知オフ)
各フロー個別に警告の送信先を「なし」とセットすることができます。
Switch Web Portal
ブランディングをカスタマイズする機能があります。
ウェブポータルの管理者(Administrator)は、ポータルサイトに付けるロゴマークや配色をカスタマイズすることができます。
フローコントロール
ウェブポータルのフローコントロールウインドウでは、視覚的にわかり易い「カード様式表示」と「コンパクト簡易表示」を切り替え可能で、フローの実行・停止をコントロールすることができます。
カード様式表示では、フロー名称の他にフローに関する説明やラベルを表示します。
送信ポイントとチェックポイントエレメント
送信を許可するファイルタイプを定義することができます。例えば、PDFファイルしか送信できないようにセットすることができます。
許可されていないファイルタイプを送信すると、警告を表示して許可されているファイルタイプが明示されます。
誤送信防止のため、送信時、一旦ファイル一覧を表示して、確認後に送信することができます。ファイル一覧表示では、不要なファイルを送信停止することができます。
チェックポイントフィルタ
チェックポイントへのアクセス許可を変更することと、フィルタのインポートおよびエクスポート機能によって共有することができます。