Connect ALL 2019 の主な機能

■ 使用用途に最適化された PDF を作成

印刷やアーカイブ、またデバイスによって PDF の必要要件は違います。 PDF 変換するたびにそれぞれ設定をするのではなく、あらかじめ使用目的に合わせた設定を PDF 作成用のプリントキューとして追加しておくことにより、一貫した品質のドキュメント作成を実現します。書き出された PDF は自動的に検査され、使用目的にあわせた修正までを自動で実行します。ルールを守った PDF で社内ドキュメント管理が可能になるため、長期保存や共有などの可能性を広げます。

■ さまざまなアプリケーションから高品質 PDF を作成

Connect ALL は Adobe の PDF 生成エンジンを搭載。Adobe Creative Suite と同等の高品質な PDF を作成します。Microsoft Office や CAD ソフトなどは、各アプリケーションのプリント機能や仮想プリンタを介して PDF を作成することができます。Adobe Illustrator や InDesign などは、専用のプラグインを介して高品質な PDF を作成することが可能です。

■ データ転送機能

リモートサーバーへの自動データ送信機能（Dropbox、E-Mail、Enfocus Switch、FTP、HTTP、HTTPS、Local Folder、sFTP）を搭載しています。作成した PDF を指定場所に自動的に送信できるので、作成した PDF を印刷部署に渡したり、アーカイブサーバーに入れたりする手間を省略することができます。

■ 印刷プロフェッショナルとの連携

プロ向けのツールである PitStop アクションリストやプリフライトプロファイルを使った PDF の修正や検査が可能です。

■ 配布可能なアプレット作成

Connect ALL では、 Connector（コネクター）と呼ばれる PDF 作成アプレットを作成することができます。この Connector を第三者に配布して、安定した PDF を作成してもらうことができます。 Connector から PDF を作成すると、作成時に出力側で必要な品質チェック、修正、FTP アップロードなどを自動的に実行します。ドキュメント制作者の手を離れる前に、印刷に必要な条件を保った PDF を作成してもらうことが可能になります。

第三者は Connector を使って、さまざまなアプリケーションから高品質 PDF をワンクリックで作成できます。既存の PDF もアプレットにドラッグ＆ドロップするだけ。 Connector は PDF のプリフライトと修正を実行します。
ドキュメント受け取り側は、出力目的にあわせた Connector を配布することで、クライアントの技量に関わらず安定した PDF を受け取ることができるようになります。Connector にはワークフローや個別のユーザーにあわせて、PDF 作成に必要な設定を含めることができ、また、PitStop Proで作成したプリフライト設定やアクションリストを、 Connector にインポートすることができます。

■Connector を FTP サーバーにアップデート

Connect ALL で作成した Connector を FTP サーバーにアップデートすることが可能です。

■コネクタの自動更新機能

Connector を FTP サーバーにアップすると、 Connector 起動時に設定に変更がないか自動的にチェックします。設定に変更があれば通知が出ますので「OK」ボタンをクリックすることで Connector を最新の状態に更新することが可能です。インターネットに接続されていれば、複数の PC でも統一した PDF を作成する環境を簡単に構築することができます。