サポート:
Switch 2017(アップデート 1)
Switch 2017 動作環境(アップデート1)
Switch:
- Mac 環境は、インテル Mac のみ対応
- デュアルコアプロセッサ(クアッドコア推奨)
- 最低 4GB メモリ(2GB / コア数推奨)
- 1024 x 768 以上の画面解像度推奨
Switch Client:
- 最低 256MB メモリ(512MB 以上推奨)
- 1024 x 768 以上(1280 x 1024 以上推奨)
サポートしているオペレーティングシステム
- Microsoft® Windows® 7(64-bit)
- Microsoft® Windows® 8.1(64-bit)
- Microsoft® Windows® 10(64-bit)
- Microsoft® Windows® Server 2012 または R2(64-bit)
- Microsoft® Windows® Server 2016(64-bit)
※Windows 32-bit OSには対応していません。
- Mac OS® X 10.10
- Mac OS® X 10.11
- Mac OS® X 10.12
※仮想マシンを含む
その他
- CD-ROM ドライブ
- インターネット接続(インストーラーダウンロード、アクティベーション用)
Switch コンフィグレータモジュール
アプリケーション |
バージョン |
Adobe Acrobat Distiller |
XI、DC、DC Classic |
Adobe Acrobat Professional |
XI Pro、DC、DC Classic |
Adobe Illustrator |
CC 2014、CC 2015、CC 2015.3、CC 2017 |
Adobe InDesign |
CC 2014、CC 2015、CC 2017 |
Adobe Photoshop |
CC 2014、CC 2015、CC 2015.5、CC 2017 |
callas pdfToolbox Server |
7、8、9 |
Enfocus PitStop Server |
2017 |
Microsoft Word(Windows) |
2010、2013、2016 |
Microsoft PowePoint(Windows) |
2010、2013、2016 |
Microsoft Excel(Windows) |
2010、2013、2016 |
Switch 2017の新たな特徴と機能について
Switch 2017の主な新機能は、ウェブポータルのジョブクライアントです。これで、ブラウザからジョブを送信してルーティングすることができます。クライアント側へ専用のソフトウェアをインストールする必要はありません。
■ Switch 2017には、次の新機能が搭載されています。
- 新たに追加された玄関口Switchウェブポータルは、ウェブベースの機能へアクセスすることができる新しい玄関口として機能します。スイッチクライアントモジュールのライセンスが有効な場合、クライアント側からアクセスしてログメッセージの表示や、ジョブを送信して確認することができます。

- スイッチクライアントの新しいウェブベースのバージョンは、使いやすいユーザーインターフェイスを提供します。Switch 2017は、従来のスイッチクライアントと新しいスイッチクライアントの両方をサポートします。既定では、新規にインストールした場合はウェブベースのバージョンを使用するように構成され、アップグレードインストールした場合は従来のバージョンを使用するように構成されます。この設定を変更することができます。

- Switch 2017は、64ビットアプリケーションであり、64ビットオペレーティングシステムでのみ動作します。
これに伴い、32ビットODBCドライバを使用しているデータベースモジュールのユーザーは、64ビットにODBC接続を更新する必要があります。
- 従来のスイッチプロキシ機能はサポートを終え、サードパーティのプロキシ(HTTPを使用する)のサポートについては、コアエンジンに実装されました。
■ コンフィギュレータの改善と変更:
- Switch 2017は、旧バージョンのAdobe(Adobe CC 2014、Adobe CS6、およびAcrobat X / XI)と互換性のある従来のC ++ Adobeコンフィギュレータをサポートしなくなりました。
- Switch 2017以降、Adobe用の新しいスクリプトプラグインはSwitchと伴にインストールされます。
- Adobe CC 2015(およびそれ以降)およびAdobe Acrobat DCと互換性があります。
- Switch 2017は、次の最新のオペレーティングシステムでの動作をサポートされています。
- Mac OS X 10.12(Sierra)
- Windows Server 2016
新たな追加モジュール「PDF Review Module」
スイッチで電子メールソフトプルーフを自動化
■ PDFレビューモジュールの紹介
- PDFソフトプルーフ用のブラウザベースのインターフェイス
- スイッチで完全にカスタマイズ可能
PDFレビューモジュールは、シンプルで効果的なPDF承認ツールです。これは、従来の電子メールを活用したPDF承認作業を自動化して置き換えることができるように設計されています。
電子メールでのやり取りを、この仕組みに置換、作業工数の軽減
Webサーバーにアップロードされた入稿PDFファイルは、入稿者にストリーミングされます。この仕組みでは、添付可能な低解像度のPDFを保存して電子メールで送信する作業の必要はありません。
レビュー表示専用のソフトウェアは必要ありません
インターフェイスはブラウザベースで、PDFファイルは入稿者にストリーミングされます。
入稿者の管理、ユーザー管理は必要ありません
PDFレビューモジュールは、電子メールで返信する固有のURLを生成します。入稿者は、返信を受け電子メール本文中のリンクをクリックすることで、インターフェイスにアクセスして入稿したPDFの承認を行うことができます。

■ この仕組みがどのように動作するのか、ご紹介します
- PDFファイルがスイッチフロー内のPDFレビューアプリケーションに到達すると、そのファイルはWebサーバーにアップロードされます。

- アップロード後、固有のURLが明記されたメールが入稿者に送信されます。

- 入稿者はリンクをクリックします。入稿したPDFファイルは、プリプレス現場で必須のオーバープリントや透過性のサポートを備えたブラウザベースのビューアで開きます。
専用のソフトウェアをダウンロードまたはインストールする必要はありません。

- 入稿者が承認すると、PDFファイルはスイッチに戻され、作業フローの適切な位置に運ばれて行きます。
■ ツールセット
承認用のインターフェイスでは、次のツールを利用できます。これらは、スイッチでカスタマイズ可能なので、入稿者にとって理解しづらい、または必要とされていないツールなどをコントロールすることができます。
- 色分解ビュー
- 濃度計ツール
- レイヤービュー
- ドキュメント情報表示
- ワイヤーフレームビュー
- インク量確認ビュー
※クリックすると拡大表示できます
※クリックすると拡大表示できます
※クリックすると拡大表示できます
- 標準的なPDFの付箋機能を使用した付箋注釈マークアップ
■ セットアップとライセンス
PDFレビューモジュールは、2つの部分を構成します。1つ目は、スイッチフロー内で使用されるAppです。
2つ目は、PDF Review Webサーバーで、こちらはどこにでもインストールできます。
- 社内ネットワークまたはDMZ。
- 外部のデータセンターまたはクラウドサーバー。
- クライアント側、HTML5ブラウザでのPDF承認、タブレットとデスクトップに対応する。
PDFレビューモジュールには、5つの同時アクセスライセンスが同梱されています。これは、5人の入稿者が5つの異なるPDFファイルを同時に閲覧し、承認できることを意味します。必要に応じて追加のクライアントライセンスを購入することができます。
PDFレビューモジュールを追加するためには、「Switch Core Engine 13 アップデート1」以上が必要です。自動化と効率を最大限に高めるには、スイッチメタデータモジュールを含めることをお勧めします。
ユーザーインターフェイス言語は現在、中国語、デンマーク語、オランダ語、英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、スウェーデン語をサポートしています。