Switchアプリケーション移動ツールには、完全バックアップを取る(およびインポートする)機能が拡張されています。
Switchは生産ラインの非常に重要な部分なので、Switchのデータすべてのバックアップを作成するための簡単なツールを追加しました。
バックアップツールがインストールプロセスの最初にポップアップし、続行する前にバックアップを作成するかどうかを尋ねます。
スイッチクライアントモジュールで使用するSwitch Desktop Clientアプリケーションは、Switch 2019 Springリリースでサポートされなくなりました。
ブラウザベースのクライアントへの移行を計画してください。
スクリプティングモジュールの一部として、カスタムプロセスを構築するための新しい方法がこのリリースで導入されました。
リモートプロセスエレメントによって送信された通知を受信できるサービスを構築し、それらがエレメントに到着したらすぐにSwitchから直接ジョブをダウンロードします。
ファイルを処理した後、それをさらなる処理のためにSwitchにアップロードし直します。
カスタムリモートサービスとスイッチ間の通信はREST APIを介して行われます。REST APIのドキュメントには、新しいエレメントを試し始めるためのサンプルhttpサービスが含まれています。
このリリースでは、Switchにジョブを投入する2つの新しい方法が導入されました。
メタデータのみ送信する
ジョブを作成するためのデータのみが必要で、特定のファイルに依存していない場合は、メタデータのみを入力してジョブを作成できます。
バックグラウンドでは、Switchメタデータデータセットとして使用可能なメタデータを使用してダミージョブが作成されます。
送信ポイントを使用してトリガーを送信する
ファイルやデータが不要な場合、またはSwitchフローでプロセスをトリガーする必要がない場合は、送信ポイントからトリガーを送信することもできます。
これにより、ジョブやメタデータを送信する必要がなくなり、ダミーファイルがフローに送信されます。
Switch 2019 Springリリースでは、送信ポイントへ直接アクセスを可能とするURLを発行する機能が追加されました。
このURLには、選択した送信ポイントが単純化されたインターフェースに表示されます。
ジョブを送信するための直接リンクを作成する
[送信ポイントの管理]ダイアログは、[管理者]グループのすべてのユーザーが利用できます。新しいURLを作成し、必要に応じて有効期限を設定することができます。
認証を無効にしたパブリック送信ポイントを作成する
Webサービスモジュールがライセンスされている場合は、[送信ポイントの管理]ダイアログで、生成された各URLの認証を無効または有効にすることができます。
認証を無効にすると、送信ポイントにアクセスするときにログインする必要がなくなります。
ジョブの送信またはルーティング時に長い遅延が生じる可能性があります。このようなケースに対応するため送信ポイントまたはチェックポイントに含まれているメタデータをキャッシュします。
※必要に応じてキャッシュを有効にすることができます。キャッシュを無効にし、データを更新するタイミングの設定も含まれます。
スイッチユーザーからのフィードバックに基づいて、メッセージビューをデザインしました。
クイックフィルター
右上のタイムラインです。
スライダーを動かすことで、時間毎にフィルターをかけることが可能です。
赤い線はそれぞれエラーメッセージを表します。
左側のドロップダウンでは、日付を指定することで更に細かいフィルタリングを可能にします。
色付きのボタンを使用すると、メッセージの種類をすばやくフィルタリングできます。
ボタンをクリックするか、ドロップダウンメニューを使用してください。
すばやく検索するもう1つの方法は、メッセージテーブル内のテキストを選択することです。
テキストを選択した後に表示される「これを検索」アクションを使用して、選択範囲をフィルタに変えることができます。
このフィルタは検索ボックスの上に表示されます。
ジョブボードにジョブに関連のメッセージを表示する
ジョブボードで自動更新が無効になっている場合は、ジョブボードをクリックしてすべての関連メッセージを開くことができます。
ライブカウンターウィジェット用の特定のジョブボード列を選択する
ライブカウンターウィジェットの場合は、ジョブボードの列を選択できます。つまり、カウンターごとに別々のジョブボードを作成する必要はなくなりました。
履歴ウィジェットにターゲットラインを表示する
履歴グラフにターゲットラインを表示するオプションが追加されました。
ライブグラフウィジェットのカスタムカラーを選択する
ライブグラフウィジェットは、ジョブボードの各列にカスタムカラーをサポートします。
円グラフのラベルに列名を使用する
必要に応じて、円グラフのラベルにデフォルトの「jobs」ラベルの代わりに列名を表示できるようになりました。
スクリプトの変更が検出されたときの警告
スクリプトを編集した後にフローを開始すると、ダイアログがユーザーに変更について通知します。
メール認証方法の選択
以前はメール受信エレメントは常に自動的に認証方法を検出していました。
これは利用可能なメールサーバーの99%で正しく機能しました。Switch 2019 Springリリース以降では、認証方法も必要に応じて手動で設定できます。
FTPスキャンタイムアウトを環境設定
スイッチ管理者は手動で値を入力してFTPスキャンを中止することができます。